• 猫猫：悠木碧
• 壬氏：大塚剛央
• 高順：小西克幸
• 玉葉妃：種﨑敦美
• 梨花妃：石川由依
• 里樹妃：木野日菜
• 小蘭：久野美咲
• 子翠：瀬戸麻沙美
• ナレーション：島本須美

帝の寵妃・玉葉妃の懐妊により、薬師の娘でありながら鋭い観察眼を持つ猫猫（まおまお）は、再び翡翠宮の毒見役として宮中に戻ることとなった。

かつて妃と御子を狙った陰謀を思い返しつつ、今度こそ同じことが起きぬよう、猫猫は細心の注意を払いながら日々を過ごしていた。

そんな中、宮廷には新たな波紋が広がる。

先帝時代の重臣を父に持つ楼蘭妃が新たな淑妃として入内し、さらに、壬氏の命が狙われた未解決の凶行事件、その鍵を握るとされていた容疑者・翠苓の謎の失踪――

不穏な影が、静かに後宮と朝廷を覆い始めていた。

加えて、外国からの隊商の来訪と、思いもよらぬ難題を突きつける特使の登場。

宮廷の静けさを破るように、新たな火種が次々と投じられていく。

猫猫と壬氏が挑むのは、個人の利害を超え、国の命運すら左右しかねない、かつてない難事件の数々。

それはやがて、国そのものを巻き込む激動の渦へと発展していく――。

少女と青年が謎を紐解くたび、歴史の歯車は静かに、しかし確かに動き出す。

• https://kusuriyanohitorigoto.jp/
• https://x.com/kusuriya_PR