• イスカ：小林裕介
• アリスリーゼ・ルゥ・ネビュリス9世：雨宮天
• 音々・アルカストーネ：石原夏織
• ミスミス・クラス：白城なお
• ジン・シュラルガン：土岐隼一
• 璃洒・イン・エンパイア：竹達彩奈
• 燐・ヴィスポーズ：花守ゆみり
• シスベル・ルゥ・ネビュリス9世：和氣あず未
• ミラベア・ルゥ・ネビュリス8世：久川綾
• イリーティア・ルゥ・ネビュリス9世：沢城みゆき
• ネームレス：笠間淳
• 始祖ネビュリス：桑島法子
• ヴィソワーズ・アレク・ヒュドラ：高橋李依

機械仕掛けの理想郷「帝国」と、“魔女の国”と恐れられる星霊術の国家「ネビュリス皇庁」。

科学と超常、相容れぬ理を掲げた二つの大国は、百年にわたる戦争を続けてきた。

その戦場で出会ったのは、帝国最年少にして最高戦力の剣士・イスカと、ネビュリス皇庁の王女にして“氷禍の魔女”と呼ばれるアリスリーゼ。

国を背負い、信じるものを守るために矜持をぶつけ合う宿敵でありながら、激闘の中で触れた互いの素顔に、彼らは理想と心を重ね始める。

独立国家アルサミラで共闘し、帝国と皇庁の陰謀を打ち砕いた二人は、再びの再会を誓い、それぞれの道へと歩き出す。

だが、皮肉にもその約束は思わぬ形で果たされることとなる。

アリスの妹・シスベルの依頼により、皇庁へ護衛として潜入するイスカ。

そしてシスベルの行方を追い、皇庁の都市リースバーテンへと向かうアリス。

偶然の再会が二人の心を強く燃え上がらせる一方で、皇庁の内側では帝国の内通者「純血種・被検体E」が不穏な動きを見せ、

帝国による「女王捕獲計画」が静かに進行していた。

引き裂かれようとする運命の中で、イスカとアリスは問いかける。

――敵でありながら、想いを貫くことは許されるのか？

分断された世界の狭間で、少年と少女は信じた未来に手を伸ばす。

これは、理と矛盾を抱えながらも歩み寄ろうとする、ふたりの抗いの物語。

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