劇場版『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』(監督:外崎春雄)が、7日までの公開52日間で興行収入314億2591万6900円、観客動員数2200万7405人を記録したと公式Xで発表された。公開46日目で300億円を突破し、日本映画史上最速での達成となる。
現在の興収は、歴代2位の『千と千尋の神隠し』(2001年公開、316.8億円)まで約2.6億円差。ペース的には今週中に追い抜く可能性が高く、歴代1位の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(2020年公開、407.5億円)に次ぐ大記録が目前に迫っている。
記録更新のスピードと比較
本作の大ヒットは歴代記録を次々と塗り替えており、特にスピード感が際立つ。
- 興収100億円突破:公開8日間(『無限列車編』は10日)
- 興収200億円突破:公開23日間(『無限列車編』は24日)
- 興収300億円突破:公開46日間(『無限列車編』は59日)
- 公開52日間の時点で『無限列車編』を約26億円上回るペース
夏休みシーズン終了後の1週間でも約15億円を積み上げており、勢いは衰えていない。
作品概要
『鬼滅の刃』は吾峠呼世晴による漫画が原作。2016年から2020年まで『週刊少年ジャンプ』で連載され、家族を鬼に殺された竈門炭治郎が、鬼になった妹・禰豆子を人間に戻すために鬼殺隊へ入り、宿敵・鬼舞辻無惨や上弦の鬼と戦う姿を描いた。
2020年公開の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、国内歴代興収1位となる407.5億円を達成し社会現象を巻き起こした。今作『無限城編』はその続編として3部作で制作され、炭治郎たち鬼殺隊と鬼との最終決戦が描かれる。
興行成績推移(第一章)
- 公開初日:16億4605万4200円(動員115万5637人)※歴代No.1初日
- 公開3日間:55億2429万8500円(動員384万3613人)※歴代No.1オープニング
- 公開8日間:興収100億円突破
- 公開23日間:興収200億円突破
- 公開46日間:興収300億円突破
- 公開52日間:314億2591万6900円(動員2200万7405人)
公開中にも関わらずすでに歴代3位にランクインし、2位の『千と千尋の神隠し』超えが目前に迫る展開。『鬼滅の刃』が再び日本映画史を塗り替える瞬間が近づいている。
みんなのコメント(0)
このニュースについてどう思う?
まだコメントの投稿がありません。
最初のコメントを投稿してみよう!
このニュースについてコメント
投稿内容は投稿ガイドラインを守って投稿してください。誹謗中傷や個人情報の公開などは禁止です。