『呪術廻戦≡（モジュロ）』がジャンプ41号で連載開始　芥見下々×岩崎優次タッグによる新スピンオフ

人気漫画『呪術廻戦』の新作スピンオフ『呪術廻戦≡（モジュロ）』が、9月8日発売の『週刊少年ジャンプ』41号（集英社）で連載スタートした。原作は芥見下々、作画は『暗号学園のいろは』を手がけた岩崎優次が担当する。54ページの表紙＆巻頭カラーで幕を開け、近未来を舞台とした短期集中連載として展開される。

新連載「呪術廻戦≡」について

『呪術廻戦』本編は2018年14号から2024年44号まで6年半にわたり連載され、累計発行部数は1億部を突破。今回の『モジュロ』はそのスピンオフとして企画され、芥見氏が『呪術廻戦』完結後、初めて再び原作を担当する。単行本は全3巻程度を予定しており、連載期間は約半年とされている。『週刊少年ジャンプ』公式YouTubeチャンネルでは、作品PVも同時公開されている。

芥見下々コメント

芥見氏は本作について、スピンオフ企画の経緯と心境を次のように語っている。

芥見です。お久しぶりです。
「呪術廻戦」（以下呪術）連載中、私以外の方が執筆する呪術スピンオフのお話はいただいていたんですが、漫画という媒体で、自分がコントロールできない範囲で作品の名前が走るのが怖かったため、当時はオファーをお受けすることができませんでした。
ただ、そのオファーが、本編のここを広げたら、ここの設定を突き詰めたら、時代設定を変えたら、いっそパラレルならと様々な企画を考えるきっかけになり、発想段階では一番突拍子のなかった「モジュロ」が連載会議を経て実現に至りました。
短期集中連載です。半年ほど（打ち切られなければ）お世話になります。単行本3巻くらい。
作画はあの岩崎優次（敬称略）!!すごいぞ!!うまいぞ!!綺麗だぞ!!
新しい呪術の入り口として「モジュロ」を楽しんでいただけたら幸いでございます。

岩崎優次コメント

作画を務める岩崎氏も、緊張と意気込みを率直にコメントしている。

岩崎です！
このようなお話をいただき作画家としてとても光栄です。担当編集伝いに芥見先生からオファーをいただいたときは嬉しい反面、送られてきたネームを見ても僕で良いのだろうかと不安のほうが大きかったです。
今も緊張しながら作画中ですが、呪術ファンや『呪術廻戦』を読んだことのない方へ新たな物語を届けられるよう頑張ります！僕も一読者として楽しみです！
せっかく僕にお声がけいただいた以上、臆せず自分らしく作画できればと思います！
短い期間ではありますがよろしくお願いします！