アメリカ・ロサンゼルスで現地時間7月4日に開催された北米最大のアニメコンベンション『Anime Expo 2025』。
今年はテレビアニメ『薬屋のひとりごと』第2期(S2)最終回を記念したスペシャルゲストパネルが実現し、猫猫役の悠木碧さん、楼蘭/子翠役の瀬戸麻沙美さんが登壇。
豪華生アフレコ&制作裏話がたっぷり語られたの公式レポートが到着しました。
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現地も大熱狂!猫猫&子翠の生アフレコ披露
会場のメインステージでは、これまでの猫猫と子翠の名シーンからピックアップした生アフレコが実演されることに。
特に第25話「猫猫と毛毛」や、第45話の猫猫と子翠の出会いのシーンなど、注目回の再現には現地ファンも大歓声!
また、子翠のラストシーンについては、どんな気持ちで演技を作ったのかという質問に、瀬戸さんは「最初から結末はわかっていて演じていました。コミックスをアフレコの参考に読んでいたんですけど、最後の楼蘭の語りがすごいセリフ量があって。でもとても大切なシーンなので、アフレコの結構前から準備して挑みました」と舞台裏を明かしてくれました。
悠木さんも「第41話の『狐の里』のアフレコで、『今日デート回だね!』って瀬戸ちゃんに言ったら、『最後のデートですね』って返事が来て…!」と語ると、会場も衝撃でざわつき。
瀬戸さんは「子翠としてはこの後の結末に向けての覚悟も決まっていたので、一足先にナーバスになってました…(笑)」と照れまじりに当時の心境をコメント。
さらに悠木さんは「猫猫からすると、新しい里に来て文化などに興味津々なんだけど、子翠からすると全然違った見え方をしていたりもするんです。そんなヒントになるようなシーンがたくさんあるので、ぜひもう一度見直してほしい」と、深読みポイントまで熱弁していました。
猫猫&子翠の関係、キャラ作りのディープな裏話も
キャラクター作りについては、瀬戸さんが「とにかくテンションを上げて!とディレクションがありました。ここまで見ていただいている皆さんならわかると思いますが、楼蘭と子翠のギャップをつけたいという狙いがあったからです」と明かし、「特に楼蘭を演じるときは、目的を完遂するための“意思”をにじませることを強く意識していました。子翠として演じるときは、目的のために動いている面はあるものの、猫猫と小蘭と過ごしているときは子翠の本音の部分や、この関係性、笑顔も嘘ではない、ということが伝わるように演じていました」と力説。
一方、悠木さんは「瀬戸ちゃんとふたりで芝居しているときは、猫猫と子翠の間柄に自然となっていて、あまり意識をしたというよりはスッとこの空気感になっていた気がします。心地いいふたりの距離感を作っていきました」と、現場の空気の良さも語っていました。
作品の最新情報&原作・アニメ概要
『薬屋のひとりごと』は毒と薬に異常な執着を持つ薬屋の娘・猫猫(マオマオ)と、謎多き美形の宦官・壬氏(ジンシ)が、宮中で次々と巻き起こる難事件に挑んでいく“謎解きエンターテインメント”。
原作は日向夏氏、イラストはしのとうこ氏。今月4日にアニメ第2期が最終回を迎え、続編制作も決定しています。
- イベント名:Anime Expo 2025 The Apothecary Diaries S2 Guest Panel
- 開催日:2025年7月4日(現地時間)
- 会場:アメリカ・ロサンゼルス
- 登壇者:
- 披露内容:第25話・第45話・猫猫&子翠の生アフレコ/制作裏話トーク
- アニメ2期:2025年7月4日最終回、続編決定
- 原作:日向夏/イラスト:しのとうこ
- ストーリー:毒と薬に異常な執着を持つ薬屋の娘・猫猫と、謎多き美形の宦官・壬氏が、宮中で起きる事件に挑む謎解きエンタメ
(C)日向夏・しのとうこ/小学館・「薬屋のひとりごと」製作委員会
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