TVアニメ『九龍ジェネリックロマンス』がついに最終話を迎えた2025年6月28日、その余韻さめやらぬ中で、大きなサプライズが発表された。実写映画とのクロスオーバーPVが公開されたほか、金魚“サクセス”役として吉岡里帆さんがアニメにサプライズ出演していたことが明らかとなった。
TVアニメ×実写映画のクロスオーバー最新PVが公開!
最終話放送直後に公開されたクロスオーバーPVでは、アニメと実写、それぞれの“九龍”の物語が交錯。アニメパートでは「工藤さん、私を見てください」という鯨井令子の切実なセリフと共に、彼女と工藤の関係性が揺れ動く様子が描かれる。
やがて映像は実写へと移行し、工藤(演:水上恒司)の「始まりもしないし、終わりもしない、それでよかったんだ」という独白が印象的に響く。
令子(演:吉岡里帆)は、「わたしは“絶対の自分”をなりたい」と語り、自身と向き合おうとする。過去と未来、現実と記憶、ふたりがどんな“結末”を選ぶのか――作品を象徴する、静かで熱い問いが投げかけられる。
本作の実写映画は、2025年8月29日(金)より全国公開。
台湾オールロケにより、どこか懐かしく幻想的な“九龍”の街並みをリアルに再現しており、アニメと実写それぞれの表現手法が交差することで、唯一無二の世界観が描かれている。
金魚“サクセス”役に吉岡里帆が出演!TVアニメにサプライズ登場
TVアニメでは令子が飼っている金魚“サクセス”の声を、実写映画で令子役を演じる吉岡里帆さんがサプライズで担当していたことも発表された。
吉岡里帆さんコメント
サクセス役を一瞬ではありますが演じさせていただきました。
眉月先生の描くサクセスがとっても可愛く大好きなキャラクターだったので声を入れさせて頂き大変光栄でした!
アニメ版は原作リスペクトが素晴らしく丁寧な感情表現にキュンとしました。
レコぽんと工藤さん、蛇沼とグエン、カップル達の切なくも愛に満ちた関係性は一視聴者として憧れます。
実写版では映画という表現で皆様に楽しんで頂けるようチーム一同アイデアを出し合いました。
ぜひ映画館でも、謎と恋の香りに包まれた九龍の不思議な世界に入っていただけたらなと思っています。
実写映画『九龍ジェネリックロマンス』作品情報
公開日:2025年8月29日(金)全国公開予定
原作:眉月じゅん『九龍ジェネリックロマンス』(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
監督:池田千尋
脚本:和田清人、池田千尋
音楽:小山絵里奈
主題歌:Kroi「HAZE」(IRORI Records / PONY CANYON INC.)
制作プロダクション:ROBOT
企画・配給:バンダイナムコフィルムワークス
キャスト
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鯨井令子:吉岡里帆
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工藤発:水上恒司
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楊明:栁俊太郎
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小黒:梅澤美波(乃木坂46)
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タオ・グエン:曾少宗(フィガロ・ツェン)
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花瀬琴音
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蛇沼みゆき:諏訪太朗
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ユウロン:三島ゆたか
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グエン:サヘル・ローズ
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関口メンディー
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山中 崇
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嶋田 久作
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竜星涼
あらすじ
“過去を明かせば、想いは消える――。”
舞台は、懐かしさあふれる街・九龍城砦。不動産屋で働く鯨井令子は、先輩の工藤発に淡い恋心を抱いていた。しかしある日、金魚茶館の店員に“工藤の恋人”と勘違いされることをきっかけに、彼女は自分とそっくりな女性の存在を知ることになる。
写真に写る「自分」に動揺する令子の前に現れる、大企業社長の蛇沼みゆきと謎の男・ユウロン。思い出せない過去、もう一人の自分、そして九龍に秘められた謎。物語は、工藤の過去と二人の関係に隠された真実へと近づいていく。
続報や予告映像の追加公開なども今後予定されており、アニメファン・映画ファンともに注目の作品となりそうです。TVアニメと実写、ふたつの“九龍”が織りなすロマンスの行方に、どうぞご期待ください。
©眉月じゅん/集英社・映画「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会
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