チ。―地球の運動について― みんなのクチコミ&評価
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13. マキタ
現代との考えの違いを理解らせられる作品
タイトルの通りです。現代に生まれたからこその“当たり前"や“感覚"はこの作品の時代、つまり15世紀ではむしろ“非常識”で“絶対あってはならないもの”として描かれています。 だからこそ、この状況から現代にどう「説」が紡がれていくのか先がドンドン気になる展開だと思います。 とても考えさせられ、知的好奇心をくすぐるようなそんな秀逸な作品だと思います。 -
12. ちえりー
絶対全人類、アニメ嫌いもみて!
今まで見たアニメで1番!! OP、ED全てみたアニメ初めてかも。 時代はまわって繋がっていく、哲学的な内容に痺れた。ほんっとにオススメ。これ見てから地動説とか星に凄く興味を持つようになりました。 -
11. アオイハル
『ち。』が突きつける現代社会への問い
私たちが今、常識として受け入れている「真理」。それがかつては命懸けで証明すべき「異端」であったことを、この物語は教えてくれます。名もなき先人たちが、己の知的好奇心と信念のために命を燃やし、その意志を繋いできたからこそ、現代の「当たり前」があるのです。 そして本作は、現代に生きる私たちにも鋭く問いかけます。今の時代の常識を無批判に受け入れてはいないか、自らが信じる真理のために全てを賭ける覚悟があるのか、と。 -
10. U
ネタバレあり
面白すぎる!!!
1話で引き込まれて見続けていたら主人公が早々に死んでしまい...斬新な演出に驚きました。 空や星を観測するシーンが多いので画面が暗く、その分映像の綺麗さが際立ちます。 自分がこの世界にいなくなっても感動は消えない、後世へ続いていく、というコンセプトに合わせて主人公が変わるたびに変わるOPの映像とサカナクションの怪獣の曲がマッチしてて最高です。 -
9. ゆきこ
ネタバレあり
久しぶりに引きこまれた良作!
やや痛々しい要素もあり目をそむけたくなる場面もあったが、とても面白かった。 人が信じているものと、本当のことが違っても、時代や環境によって信じ込んでしまうことがあることの恐怖を感じた。そして、信じること、調べることさえ自由にできなかった時代の理不尽さや不自由さが大変だと思った。 これらのことは現代の日本にもいえることで、信じていることも疑う必要があるのかもしれないと感じた。 -
8. 匿名
ネタバレあり
集中してみたい作品
ここまで集中して聞かないと理解できないというか、理解したいと感じる作品ははじめてかも。主人公が変わるが、それぞれの繋がりが人間の根幹を感じながら、これが在るべき形とも考えられる作品でした! -
7. 怪獣
是非一度見て欲しい
思想の違いで迫害される時代に極限状態の中で、確証もない地動説に声をあげ、未来へ託すバトン。OPや細かい伏線など驚きの連続。 -
6. 匿名
地動説も神から派生している
地動説と、キリスト教を対立構造で考えてしまいがちだが、地動説も神が作る世界は美しいはずだという思考から生まれている。科学は宗教という仮説があって初めて成り立つ。 -
5. スナギモ
OP映像の伏線がすごい
本作は4章構成で、各章の主人公たちが自分たちが生きた時代で地動説に挑み次の時代に託していく。 OPは章ごとに映像が微妙に変わり、その章での重要な要素がちゃんと伏線として張ってあるというのだから驚きです。 -
4. mol117
ネタバレあり
神作
話題という理由で鑑賞してみた結果、なぜもっと早く観なかったんだと後悔してしまうほど面白い。たった一つの学問について人生、命を賭ける人々がとてもかっこいい。拷問シーンがあつのだがいい意味でも悪い意味でもリアルで生々しさがこっちまで伝わってくる。 -
3. クリスタル
考え方の違いで迫害されるのは恐ろしい
天動説に疑問を覚えた人が地動説について考えていく話。今ある在り方を根本的に変えて行くことにつながるので地動説を唱える人は異端だとかいわれ迫害されたり処刑されたりする。非常に恐ろしいが、命をかけてもその説を立証していこうとする展開はとても興味深かった。 -
2. α
託す、託される
アニメ化にあたり宗教的・暴力表現がどこまでいけるかと思ってましたが原作に忠実で驚きました。声優さんや演出によるキャラクターの感情や葛藤が素晴らしかったです。地動説が託され、紡がれていくことがOP.EDに現れる描写もさすがでした。 -
1. アイ
名作
非常に丁寧に、愛をもって作られているのが伝わってくる名作。 ストーリーに合わせてOP・ED映像が一部変化する点も感動的です。