きどうせんしガンダム すいせいのまじょ

機動戦士ガンダム 水星の魔女

母の意図でガンダムに乗る少女――これまでにない構図の主人公が登場します。 主人公のメンタルは他作品と比べても圧倒的に強く、魅力的な男性キャラも多く登場し、学園恋愛ゲームのような雰囲気も感じられました。 しかし、ガンダムシリーズらしい鬱展開や、各キャラクターの親子の確執など、重厚なドラマも健在。 「大人はずるくて、強い」という描写が印象的で、これまでにない角度から描かれた新しいガンダム像だと感じました。 賛否は分かれるかもしれませんが、シリーズファンには新鮮な一作として、未見の方には「こんなガンダムもあるんだ」と感じてもらえる作品だと思います。

長い歴史を持つ機動戦士ガンダムシリーズ。そのシリーズに新たに名を連ねた今作。 ガンダム主人公初の女性主人公とそのヒロインとの絡み(笑いあり) キービジュアルをみた当初は学園ものアニメかな？と思うほどほのぼのしてますが、MS同士の戦いになるとやはりそこはガンダム。非常に見応えある作画でした。 これから見られる方、特にガンダムシリーズ初心者の方は臆せずガンダムというコンテンツを心の底から楽しんで見て下さい。 逃げれば1つ、進めば2つですよ。

これを書いている時点ではジークアクスが放送されていますが、最近ハードディスクに録りためていたこの「水星の魔女」を1話から最終回の24話まで一気に見ました。 放送当時、Xで他の人のポストを見ていて1期の最後が鬱展開で終わる事が判っていたのでリアルタイムで見なくて正解でした。 この1期のあの「フレッシュトマト事件」と言われる最終回から半年も待たされた日には続きが気になりますからね。 この「水星の魔女」の1話を見た翌日がジークアクスの放送日だったのですが、前半はどちらも戦争ではなく「Gガンダム」のような試合形式のバトルの上に、どちらも女性が主人公なので両作品を比較しながら視聴するのが楽しかったです。 1話を見る度に続きが気になるような話の作りだったので4日で全話一気に見ました。 やはりコードギアスの脚本家さんが書いているだけに面白かったです。 脚本家の大河内一楼さんは「少女革命ウテナ」の小説版も書かれた事もあるようで、こういった作品も得意なようですね。 YOASOBIさんが歌うオープニング「祝福」も名曲です。

女性主人公×学園モノという新境地を切り開いた一作。美麗な作画と独特の世界観、ガンダム独自の「決闘」形式が魅力的です 。序盤はライトに見せつつ、徐々に裏に潜む企業の思惑や狂気が現れて愈々本格化。SNSでトレンドを独占するほど話題を呼び、伏線の引き回しも実に鮮やか 。

ガンダムはとっつきにくいイメージがありましたが、話題になっているので初めて見ました。あんまりメカがどうとかではなくて、キャラクターの人物描写が中心で話が進んでいくので前知識はなくても大丈夫です。男キャラにイケメンが多くて良い！

ガンダム初心者にとっても、とっつきやすい作品だったと思います。会社とか学園の要素が出てくるので、物語が広がって面白かったです。

前半（season1）はプロローグと終盤以外今までのガンダムと違った感じの学園・企業ものだったけれど、season2はいつものガンダムらしい展開が多くてけっこう観るのが大変だった。けれど、ジェターク兄弟の戦いを止める時に成功したり、彼女は死んでも４号君は生きてたりと鬱展開が昔より緩和されててそれぞれのキャラクターのエピローグも軽かったのがよかった。