• 岐兵馬：大塚剛央
• 長月ぼたん：高田憂希
• 羽織：沢城みゆき
• 薙：小林親弘
• 結：上田麗奈
• 硯：中島ヨシキ
• 鏡：田中あいみ
• 門守椿：大西沙織
• 門守大樹：金光宣明
• 門守松太：田渕将平
• 門守梅吉：高橋伸也
• 岐造兵：家中宏
• 岐隼人：高橋英則
• 岐鼓吹：潘めぐみ
• 挂：楠大典
• 斎：田所あずさ
• 唐傘の付喪神：日笠陽子

歳を経た器物が“心”を宿し付喪神となる世界。塞神の力を借り、付喪神と対話して常世へ還す者たち――それが“塞眼”。

塞眼御三家のひとつ・岐家の次期当主である岐兵馬は、大切な人を付喪神に奪われた過去から、付喪神を憎悪していた。一方、京都で暮らす長月家の当主・長月ぼたんは、六人の付喪神と“家族”として共に生きていた。

憎しみに囚われ力で封殺を続ける兵馬に、祖父・造兵が示したのは「付喪神の声を聞き、導け」という試練。その条件は、長月家で付喪神と共に過ごすこと。

付喪神に対し正反対の想いを抱く兵馬とぼたんは、ひとつ屋根の下で暮らす中で、少しずつ絆を育んでいく。

そしてある日、兵馬の憎しみの原点――唐傘の付喪神が現れ…。

人と付喪神、縁を紡ぐ“付喪ノ語り”が今、始まる。

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